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2013年2月26日 (火)

最強の寒波が去った日

今世紀最強の寒波だなんて、まだ21世紀になって13年なのにおおげさだなあと思っていたら、本当に強烈でした。
23日(土)夕方頃から強い西風が吹き始め吹雪になりました。夜中は風で窓が鳴り、何度も目が覚めました。翌24日はさらに風が強く、外で溜まった雪を運んでいると途中で吹き飛んでしまい、作業が一向にはかどりません。風が吹く度に目の前が真っ白になり、口を開けようものなら雪が入り込んできます。それでも雪を片付けないことには生活に支障を来たしてしまうので、必死で作業を続けました。日中でも-5℃ぐらいから気温が上がりませんでしたが、終わった時には汗びっしょりで風で喉を痛めたのか声がガラガラでした。昨25日は昼頃青空が覗き日が射しましたが、その中でボロボロと雪が降って吹雪きました(お天気雨の雪バージョン)。そしてとうとう観測史上最多の積雪量になりました。341cmです。
昼頃日曜に来れなかったからと、移動販売のおじさんがやって来ましたが「75年生きてきて、こんなに雪が降ったのを見たのは初めてだよ。」と言っていました。私には雪のことより、おじさんが75歳だというのが驚きでしたが…。いつもエネルギッシュでもっとずっと若いと思っていたので。
「昨日きれいに片付けたと思ったのにまた同じぐらいの量が積もっている、やれやれ。」と思いながら午前、午後2回に分けてきれいにして家に入って間もなくのことです。「ドーン!」という底から突き上げるような音。あれ、屋根から雪が落ちたのかな?と思ったらどうも様子が違う。すぐ揺れ始めました。TVをつけるとすぐ近くの日光北部(奥鬼怒)を震源とする震度5強の地震が発生したとのことでした。東日本大震災の時よりも強い揺れを感じました。只見は震度3と出ていましたが、私の体感では4に近かった様な…。余震が続くので暫くは注意が必要ということで、いささか緊張気味で床に就きましたが、何とか収まって来ているようです。大雪でその上震災なんて、それだけはやめて欲しいなという気分です。
寒波が去って、今朝は気持ちの良い青空が広がりました。こんなに穏やかな陽射しは何週間ぶりのことでしょう。道路沿いにはうず高く積み上げられた雪の山がいくつも並んでいます。
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今朝の雪は真っ白です。ここ2日ほどは少しグレーがかっていました。中国の大気汚染がまた進んでいるようです。このところ毎朝雪の色を見る習慣が付いてしまいました。といっても僅かの差なんですけどね。
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上の写真、ちょっとわかりにくいのですが、右側の細かい方が2日前の雪で左側が今日の雪です。綺麗な白い雪は重なった部分が薄いブルーがかった感じになりますが、汚れた雪は重なった部分が灰色になります。雪の山も昨日は全体的にくすんでいました。
PM2.5が飛来すると、雪の結晶が周りを取り囲むようにして吸着するそうです。ですから雪の間は大丈夫なのですが、健康に影響を及ぼすのは雪が溶け始める頃、春先ですね。飛散したPM2.5は目や気道、肺を刺激し、花粉症を悪化させるそうです。今年の春はマスクを付けた方が良さそうです。
一通り周囲の雪の状況を見回って家に戻り、玄関の小窓から1階の庇の部分を覗くと、ああやはり、すっかり壊れていました。
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我が家の高窓には隙間があって、台風の季節になると毎年横殴りの雨が室内に入って来て頭を痛めておりました。3年前に3階の改装に入った大工さんに相談したら、光を遮らない庇を付けてくれました。それ以来雨が室内に入りこむことはなく、雨よけばかりか真夏の日除けにもなって、とても気に入っていたのです。
左上写真が北側、右上が南側に取り付けた庇です。去年までは何の異常もなかったのですが、今年に入って1月半ば頃、屋根の部分のポリカーボネート板が1枚剥がれ落ちて来たのです。雪をかきわけて様子を見に行くと、黄色い支持板が雪の重みで柱から一部外れ始めていました。何度か雪が降って負荷がかかったら完全に外れて周囲に及んで庇全体が破損するなあと思いましたが、今回の雪で壊れてしまいました。辛うじて手前の支持板はくっついていますが、雪は庇の上まで届いてとても入っていけない状況ですので、いずれこれも壊れてしまうでしょう。
一方、南側の庇は健在です。それほど日照時間はなかったのに北と南ではこんなに違うものなんですね。どうりでこの地域の家は壁に何も付けていないフラットな家が多いです。夏に日除け用に長い庇を伸ばしている所があっても冬は畳んでしまいます。合点が行きました。
我が家ももっと強度のあるものにするか、屋根の角度を変えて出来るだけ負荷がかからないようにするか、冬は畳んでしまうか、対策を立てなければなりません。今年の雪は特別でしたから、他にも破損しているところがあるかも知れません。雪が溶けたら家の周囲をじっくり点検してまわることにしましょう。
地球の温暖化が言われ始めた頃、ああ雪が少なくなるから雪国の人は楽になると思いましたが、そう単純なことではないようです。
「温暖化によって北極海の氷が溶け、大気中の水分が増えて、冷気を北側に追いやる気流や西向きの風に影響を与えている。冷気が通常より中・低緯度の地域に流れ込んで欧州や米北西部や中国等に大雪をもたらしている。」という考え方があります。(AFP記事)
そうするとこの後もずっと大雪が続くことになりますが、それは嫌なので私は日本の気象庁の説、「北海道を除くほとんどの地域で降雪量や大雪の頻度が減少する。」の方を信頼しようと思います。
雪が少なくなる代わりに、平均気温が上昇し暖冬が続くので降水量は増えるそうです。海水温も上がり、生態系は変わり、夏は猛暑が続き、少雨そして干ばつ、一方で多雨、洪水と極端な形で異常気象が起き、酸性雨による森林破壊も進み、生活環境は非常に厳しいものになって来そうです。温暖化は今も進行していてストップする術はありませんが、せめて緩やかにするための努力は日々の生活の中で出来そうです。
私も春を迎える前に身の周りの整理をして必要な物だけを持つ、必要な時にだけ必要な分使う、そしてできるだけ自然に即するを心がけようと思います。断捨離ということですかね。
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今夜は満月です。星も明るく輝いています。静かな静かな夜。明日は気温も上がって暖かくなりそうです。季節はようやく春に向かって歩みを始めようとしています。

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